マラッカのおすすめグルメ:絶対外さないレストランはどこ?

マラッカのおすすめグルメ:絶対外さないレストランはどこ?

マレーシアの世界遺産マラッカには、世界各国さまざまなレストランが立ち並んでいます。しかし限られた滞在日数の中で美味しい料理を食べたいため、どこのレストランに行けばよいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこでこのページでは、マラッカで絶対に外さないおすすめレストランの料理、お店の雰囲気、注文・会計方法を、体験談交えてご紹介いたします。

おすすめレストラン

パク・プトラ(Pak Putra)

パクプトラのタンドリーチキン

「パク・プトラ(Pak Putra)」は、地元の人も大絶賛するパキスタン料理のレストランです。中でも名物料理のタンドリーチキンは、こんがり焼かれていて香ばしさ満点。味はとてもスパイシーで、外はカリッとしていてジューシー、中はフワッとやわらかくてお肉の旨みを感じることができます。

値段は11リンギット(300円くらい)。一応スプーンとフォークが用意されていますが、豪快に手で持った方が食べやすいと思います。

コツ1
  • 「パクプトラ」の名物料理タンドリーチキンは、外はカリッ、中はやわらかでとてもスパイシー
パクプトラのチーズナン

タンドリーチキンに負けず劣らずおすすめなのが「ダブルチーズナン」。ふんわりと焼かれたナンと中に入った濃厚なチーズは、一度食べたら忘れられないほど絶品です。

値段は5.5リンギット(150円くらい)。さらにチーズをたっぷりにした「トリプルチーズナン」もあります。

パクプトラのマトンカレー

マトンカレーは、いくつものスパイスと羊肉の臭みが絶妙にマッチしていて芳醇です。味はかなり辛め。羊肉はクセを絶妙に残して柔らかく仕上がっています。

値段は14リンギット(380円くらい)です。

■ 基本情報

パクプトラの外観
パクプトラの基本情報
営業時間 17:30~1:00
定休日 月曜日
お店の雰囲気 シンプルな内装
席案内 なし(自分で自由に決める)
注文方法 席から店員さんを呼んで口頭で伝える
メニュー表 あり
会計方法 レジ会計
クレジットカード 使用不可
価格帯 20~50リンギット(540円~1,350円くらい)

席は店内だけではなく屋外にも用意されているので、開放的な雰囲気の中で食事を楽しむこともできます。また、会計の際は、店内にあるレジに行って自分のテーブル番号を伝えるとスムーズです。

場所は中心部から少しだけ歩いた簡素なところ。営業開始が夕方からなので、日帰り旅行の場合だと来店は少し厳しいかなと思います。

Hoe Kee(和記)

Hoe Keeのチキンライスボール

「Hoe Kee(和記)」は、1962年創業の老舗レストランです。中でもマラッカの定番B級グルメ「チキンライスボール」は、一口サイズでお手軽。食感はもっちとしていて、噛めば噛むほどチキンの味が染み出て美味しくなっていきます。しかも1粒0.5リンギット(13円くらい)という激安ぶり。

コツ2
  • 「Hoe Kee」のチキンライスボールはもっちりで噛めば噛むほど美味しくなる
Hoe Keeのチキン

チキンはとってもぷりぷり。2種類のソースがテーブルにあるので、付けて食べると味の変化が楽しめます(ソースがない場合は店員さんにお願いしましょう)。

値段は15リンギット(410円くらい)です。

Hoe Keeの野菜炒め

野菜炒めはキャベツとニンジンが入ったシンプルなもの。味はあっさりとしていて、メインのチキンライスボールとチキンの箸休めにちょうど良い料理。

値段は1.5リンギット(41円くらい)です。

■ 基本情報

Hoe Keeのメニュー表
Hoe Keeの基本情報
営業時間 9:00~16:00
定休日 不定休
お店の雰囲気 シンプルな中国レストラン
席案内 あり
注文方法 入口で注文
メニュー表 あり
会計方法 店員さんを呼んで行う
クレジットカード 使用不可
価格帯 15~30リンギット(400円~800円くらい)

お昼どきには長蛇の列ができるほどの超人気店なので、回転を速めるためか注文は入口でメニュー表を見ながら行います。上の写真はそのメニュー表で、「上段は単品メニュー」「下段は複数人のときの早見表」です(クリックすると拡大できます)。早見表の内容は次のようになっています。

早見表の内容
  • 左下の早見表:「チキンライスボール」+「チキン」
  • 右下の早見表:「チキンライスボール」+「チキンライス」+「チキン」

わかりやすく表記されているので、注文は言葉が通じなくても安心です。「足りないな」と思う場合は、野菜炒めなどの単品料理を追加すると良いでしょう。

ジョンカー88(Jonker 88)

ジョンカー88のババ・ラクサ

ジョンカー88(Jonker 88)は、美味しいババ・ニョニャ料理を楽しむことができるレストランです。ババ・ニョニャ料理とは、いわば中華とマレーシアの混合料理。主に中華の素材を使用し、東南アジアの調味料で味付けするのが特徴です。

写真はババ・ラクサという魚介のスープに東南アジア特有のスパイスを加えた麺料理。「エビ」「卵」「揚げワンタン」「キュウリ」など具だくさんで、スープはスパイスが効いてとても辛い。でもそれがだんだんクセになってきて、箸が止まらなくなります。

値段は7リンギット(190円くらい)。ボリュームがあるにもかかわらず、激安です。

ジョンカー88のババ・チェンドル

こちらはババ・チェンドル。チェンドルとはお米から作る緑色のライスヌードルのことで、グロテスクな見た目とは裏腹にシンプルな味でなめらかな食感が特徴です。

実際の味はシロップの甘さが絶妙。冷たい氷のシャキシャキ感とツルツルな食感が同時に味わえるのも食べていて楽しくなります。まさに、暑いマレーシアの中にピッタリのスイーツと言えるでしょう。

値段は4リンギット(110円くらい)。とてもお手頃な価格です。

コツ3
  • 「ジョンカー88」のババ・ラクサは辛い味がクセになり、ババ・チェンドルはシャキシャキの氷とツルツルな食感で暑さを癒してくれる

■ 基本情報

ジョンカー88の外観
ジョンカー88の基本情報
営業時間 日~木:9:30~18:00
金・土:9:30~21:00
定休日 なし
お店の雰囲気 おしゃれな中国レストラン
席案内 なし(自分で自由に決める)
注文方法 カウンターで注文
メニュー表 あり
会計方法 レジ会計
クレジットカード 使用不可
価格帯 4~30リンギット(110円~810円くらい)

注文と会計は以下の流れで行います。

  1. 店内の少し奥にあるカウンターで注文
  2. 料理を受け取る
  3. 会計

店内には掛け軸や提灯などが飾られていて、とてもおしゃれな雰囲気。個人的には、チャイナタウン観光の休憩に立ち寄って、チェンドルを食べるのがおすすめです。

Pin Pin Hiong(品品香)

Pin Pin Hiongのチャークイティオ

チャイナタウンの一画にひっそりとある「Pin Pin Hiong(品品香)」は、ザ・ローカルな雰囲気の中華レストランです。

食べたのはチャークイティオ。見た目はちょっと…ですが、炒め具合がちょうどよく麺がモチモチ。そして食べ進めていくうちに、麺や具材に絡まった濃厚なタレがじわじわ美味しくなってきて、あっという間に完食してしまいました。

値段は小サイズで8リンギット(220円くらい)です。

コツ4
  • 「Pin Pin Hiong」のチャークイティオはじわじわ美味しい

■ 基本情報

Pin Pin Hiongのメニュー表
Pin Pin Hiongの基本情報
営業時間 7:00~14:00
定休日 日・火曜日
お店の雰囲気 中国のローカルレストラン風(吹き抜け)
席案内 なし(自分で自由に決める)
注文方法 席から店員さんを呼んで口頭で伝える
メニュー表 あり
会計方法 店員さんを呼んで行う
クレジットカード 使用不可
価格帯 7~30リンギット(190円~810円くらい)

席数は15~20席ほどの小さなお店です。店員さんは中高生くらいの若い人ばかりで、活気にあふれていました。

Pin Pin Hiongはあまり知られていないにもかかわらず美味しい料理が食べられるので、まさに穴場と呼ぶにふさわしいレストランと言えるでしょう。

コツのおさらい

コツ
  1. 「パクプトラ」の名物料理タンドリーチキンは、外はカリッ、中はやわらかでとてもスパイシー
  2. 「Hoe Kee」のチキンライスボールはもっちりで噛めば噛むほど美味しくなる
  3. 「ジョンカー88」のババ・ラクサは辛い味がクセになり、ババ・チェンドルはシャキシャキの氷とツルツルな食感で暑さを癒してくれる
  4. 「Pin Pin Hiong」のチャークイティオはじわじわ美味しい

このページでご紹介したお店は、たくさんのレストランを周った中でも特に美味しい料理を楽しむことができました。マラッカへ旅行を計画されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

皆さまにとって少しでも役に立つ情報になれば嬉しいです。読んでいただき、ありがとうございました。