クアラルンプールのグルメレポート:おすすめレストランをご紹介

クアラルンプールのグルメレポート:おすすめレストランをご紹介

マレーシアのクアラルンプールには、首都だけあってたくさんのレストランが立ち並んでいます。しかしあまりにも数が多過ぎるので、どこに行けばよいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこでこのページでは、クアラルンプールにあるおすすめレストランの料理、雰囲気、注文・会計方法を、体験談交えてご紹介いたします。

おすすめレストラン

ナガサリカレーハウス(Nagasari Curry House)

ナガサリ・カレー・ハウスのロティ・チャナイ

「ナガサリカレーハウス(Nagasari Curry House)」では、全体的にクオリティの高いインド料理を激安で楽しむことができます。

中でもいちばんのおすすめ料理は、ロティ・チャナイ(全粒粉で作った薄い生地を何回か折りたたんで焼き上げたパン)。モチモチの食感に甘みが程よく広がる味は、3リンギット(80円くらい)とは思えないほどに絶品です。3種類のカレーソースを楽しめるのも嬉しいポイント。

コツ1

  • 「ナガサリカレーハウス」のロティ・チャナイはモチモチな食感で程よい甘み

ナガサリ・カレー・ハウスのプレーン・トーサイ

こちらは、お米とダール(豆)に水分を含ませてすりつぶし、クレープのように薄く伸ばして焼いたトーサイと呼ばれる料理です。パサパサした食感なので、好みが分かれそうな味。値段は4.5リンギット(120円くらい)です。

ナガサリ・カレー・ハウスのマトンカレー

マトン・カレーは、良く煮込まれているからかコクがたっぷり。辛さの中にほんのりと甘みもあり、マトンの臭みをいい感じに演出しています。値段は16.5リンギット(445円くらい)です。

■ 基本情報

ナガサリカレーハウスの内観
ナガサリカレーハウスの基本情報
営業時間 24時間営業
定休日 なし
お店の雰囲気 シンプルな内装
席案内 なし(自分で自由に決める)
注文方法 店員さんに口頭で伝える
メニュー表 あり
会計方法 レジ会計
クレジットカード 使用不可
価格帯 3~30リンギット(80円~800円くらい)

無料巡回バスGOKLの「Purple」を使えば、そばまで行くことができます。ただし路地を少し入ったところにあるので、場所がわからないときは隣にあるRayparkというレストランを目印にしましょう。

ハッカ(Hakka:客家)

ハッカのスチームボートの具材

1956年創業の老舗である「ハッカ(Hakka:客家)」は、中国の伝統的な鍋料理スチームボートが味わえるレストランです。

ハッカのスチームボート

野菜、魚介、お肉を入れた状態のスチームボートは、あっさりとしたスープにたっぷりの具材から出るダシが合わさった癒しの味。具材もひとつひとつがしっかりしているので、そのものの良さが楽しめます。

コツ2

  • 「ハッカ」のスチームボートはあっさりスープと食材のダシが合わさって癒される味
ハッカのスチームボート2

締めは小麦粉麺とライスヌードルの2種類で、ボリュームも満点。この一品だけでもかなりお腹いっぱいになります。

値段は30リンギット(810円くらい)。ただし、2人前以上でないと注文できません。

■ 基本情報

ハッカの内観
ハッカの基本情報
営業時間 12:00~15:00、18:00~0:00
定休日 なし
お店の雰囲気 広々としていて開放的
席案内 あり
注文方法 店員さんに口頭で伝える
メニュー表 あり
会計方法 レジ会計
クレジットカード 使用可
価格帯 30~100リンギット(800~2,700円くらい)

広大な敷地の中にたくさんのテーブルとイスが並べられており、数百人は入るキャパシティ。欧米人や日本人もいて、客層はさまざまです。どちらかというと、家族や友人といっしょにワイワイ楽しむ方たち向けのレストランだと思います。

また、スチームボートは店員さんがすべて作ってくれるので、「食べていいよ」の合図が出るまでじっと待ちましょう。

Kafei Dian(源昌隆珈琲店)

Kafei Dianのナシレマッ2

「Kafei Dian(源昌隆珈琲店)」は、マレーシアの家庭料理や点心を味わえるレストランです。中でもおすすめは、マレーシアを代表するローカルフード「ナシレマッ」。チキン、野菜、卵、豆、小魚などのおかずひとつひとつが美味しいだけではなく、すべてを混ぜ合わせてサンバルソースを絡めると格別な味に変化します。

コツ3

  • 「Kafei Dian(源昌隆珈琲店)」のナシレマッは、ひとつひとつのおかずが美味しいだけじゃなくすべてを混ぜ合わせても美味しい

■ 基本情報

Kafei Dianの外観
Kafei Dianの基本情報
営業時間 7:00~17:00
定休日 なし
お店の雰囲気 開放的
席案内 あり
注文方法 店員さんに口頭で伝える
メニュー表 あり
会計方法 レジ会計
価格帯 10~30リンギット(270円~800円くらい)

店内には観葉植物がたくさんあり、おしゃれで開放的。場所は、クアラルンプール駅やセントラル・マーケットの近くにあるチャイナタウンの一画にあります。

ナムヘオン(Nam Heong:南香)

ナムヘオンのチキンライス

1938年に創業した「ナムヘオン(Nam Heong:南香)」は、ハイナンチキンライス(海南鶏飯)の有名店です。トリップアドバイザーのエクセレンス賞を受賞したこともあります。

チキンはとてもやわらかな食感で、噛んだ瞬間に出てくるのはたっぷりの肉汁。テーブルに置いてある2種類のソースを付けて食べると、さらにバリエーションに富んだ味になります。

チキンライスは、肉の旨みが存分に染み込んでまろやか。スープにも濃厚な旨みが詰まっています。

コツ4

  • 「ナムヘオン(Nam Heong:南香)」のハイナンチキンライスは肉の旨みが凝縮された味

■ 基本情報

ナムヘオンの外観
ナムヘオンの基本情報
営業時間 11:00~15:00
定休日 なし
お店の雰囲気 シンプルな内装
席案内 なし(自分で自由に決める)
注文方法 店員さんに口頭で伝える
メニュー表 あり
会計方法 レジ会計
クレジットカード 使用不可
価格帯 5~30リンギット(140~810円くらい)

営業時間が11:00~15:00の昼営業のみと短いので、来店の際は注意しましょう。

また、店内はきれいに清掃されていて、テーブルやイスもちょうどよい間隔で並べられています。シンプルな内装は、お店のこだわりだとか。

Ra-Ft

Ra-Ftの朝食メニュー

「Ra-Ft」は、トースト、ハンバーガー、パスタ、サラダなど豊富なメニューがそろっているカフェです。店内はおしゃれできれい。

写真のプレートはRa-Ftの朝食セットで、以下のたくさんの料理が載せられています。

Ra-Ftの朝食セットに含まれている料理

  • 自家製パン
  • バターマッシュルーム
  • ベイクドビーンズ
  • 焼きトマト
  • ベーコン
  • チキン or ソーセージ
  • スクランブルエッグ or 目玉焼き
  • マッシュポテト

中でもいちばん美味しかったのは自家製パン。表面はこんがり焼かれていて、その内側には小麦の旨みが凝縮されています。値段は33リンギット(900円くらい)です。

コツ5

  • 「Ra-Ft」の朝食セットはメニューが豊富で、中でも自家製パンには小麦の旨みが詰まっている

■ 基本情報

Ra-Ftの基本情報
営業時間 9:00~19:00
定休日 なし
お店の雰囲気 きれいな洋風レストラン風
席案内 あり
注文方法 店員さんに口頭で伝える
メニュー表 あり
会計方法 店員さんを呼んで行う
クレジットカード 使用可
価格帯 15~45リンギット(400~1,200円くらい)

場所は「Binjai 8」 というビルの1階にあるのですが、若干わかりづらいです。アンパン通り(Jalan Ampang)という大通りからインターコンチネンタルホテルの方へ行って、奥の路地を入った突き当りにあると覚えておきましょう。

コツのおさらい

コツ

  1. 「ナガサリカレーハウス」のロティ・チャナイはモチモチな食感で程よい甘み
  2. 「ハッカ」のスチームボートはあっさりスープと食材のダシが合わさって癒される味
  3. 「Kafei Dian(源昌隆珈琲店)」のナシレマッは、ひとつひとつのおかずが美味しいだけじゃなくすべてを混ぜ合わせても美味しい
  4. 「ナムヘオン(Nam Heong:南香)」のハイナンチキンライスは肉の旨みが凝縮された味
  5. 「Ra-Ft」の朝食セットはメニューが豊富で、中でも自家製パンには小麦の旨みが詰まっている

このページでご紹介したレストランは、たくさんの店舗をまわった中でも本当におすすめのお店だけを厳選しています。クアラルンプールへ旅行の際は、ぜひ参考にしてみてください。

皆さまにとって少しでも役に立つ情報になれば嬉しいです。読んでいただき、ありがとうございました。