マルゲリータ砦の行き方は?見どころ・所要時間と合わせて解説!
- 2020.06.23
- マレーシア
マレーシア・クチンにある観光スポット「マルゲリータ砦&ブルックギャラリー(Fort Margherita and Brooke Gallery)」は、行き方を間違えるとものすごく遠回りする羽目になってしまうので注意が必要です。
そこでこのページでは、マルゲリータ砦&ブルックギャラリーの「行き方」と「見どころ」「所要時間」を、体験談交えてご紹介いたします。
マルゲリータ砦&ブルックギャラリーの行き方
マルゲリータ砦&ブルックギャラリーの行き方は次の手順です。
- サラワク川の渡し舟に乗って対岸へ行く
- 案内板に従って進む
- マルゲリータ砦&ブルックギャラリーに到着
それでは、写真を交えてひとつひとつを詳しく見ていきましょう。
1.サラワク川の渡し舟に乗る
マルゲリータ砦&ブルックギャラリーへ行くには、サラワク川の随所にいる写真のような渡し舟に乗ります。値段は片道1リンギット。念のため、船頭さんにマルゲリータ砦へ行くか聞いておくと安全です。
渡し舟の中はこんな感じ。乱雑なのはご愛嬌。
対岸に着いたら、お金を払って最初のステップ終了。時間に余裕があれば、サラワク川沿いを通る道があるので、涼しい風に吹かれながら景色を眺めてみるのもおすすめです。
2.案内板に従って進む
船着き場から細い道を通って行くと写真のような案内板があるので、矢印の方向へ進みましょう。
階段があるので上ると…。
廃墟のような場所に出るので直進します。
すると、道が二手に分かれているので左へ。
一応、道の脇に小さな案内板もあります。
ふたたび道が分かれているので左へ。今度はちゃんとした案内板があります。
突き当りを左に行くと写真のような看板があって道が塞がれていますが、脇をすり抜けて直進。これは「歩行者用の入口で車は通れませんよ」という案内なのでご安心ください。
3.マルゲリータ砦&ブルックギャラリーに到着
ようやくマルゲリータ砦&ブルックギャラリーに到着。渡し舟を降りてからかかる時間は、15分くらいです。
- マルゲリータ砦&ブルックギャラリーへ行くには、渡し舟に乗ったあと案内板に従って進めばよい
注意事項
サラワク川には、「ゴールデン・アニバーサリー・ブリッジ(Golden Anniversary Bridge:黄金橋)」というとても立派な橋がかかっています。しかし、この橋はサラワク州議会議事堂に行くための橋であって、マルゲリータ砦&ブルックギャラリーへ行くことはできないのでご注意ください。一見行けそうな雰囲気を出しているのですが、無駄足になります(しかもサラワク州議会議事堂には入れません)。
マルゲリータ砦&ブルックギャラリーはどんなところ?
マルゲリータ砦は、1879年に当時のサラワク王国の王様であったチャールズ・ブルックが建設した城塞です。砦の名前にもなっている「マルゲリータ」とは、チャールズ・ブルックの妻であるレニー・マーガレットにちなんだもの。そして2016年、サラワク王国の歴史やブルック家の遺品を展示するため、マルゲリータ砦内にブルックギャラリーが整備されました。
そんなブルックギャラリーの展示に加えて、「砦から見える景色」も見どころの1つ。砦の高所から見渡せるサラワク川は、空と緑が相まって壮観です。
- 見どころは「ブルックギャラリーの展示」と「砦から見える景色」
建物内
砦の中に入ると受付があるので、入場料を支払います。入場料は、大人が20リンギット(540円くらい)、子供が10リンギット(270円くらい)です。
ブルックギャラリー内は撮影禁止なので写真で紹介することができないのですが、主に次のようなものが展示されています。
- ブルック家の家系図
- 銅像
- 風景や人物の絵画
- 船の模型
屋上で待っているのはサラワク川を見渡せる美しい景色。心地よい風に吹かれて、穏やかな気持ちにもなれます。
川の反対側をもう一枚。
また、1階では侵入者を監視していた場所を見ることができます。
せっかくなので、ふち沿いを歩いてみましょう。ちなみに、そこそこ恐いです。
周辺
マルゲリータ砦の周りにも少しだけ見物するものがあります。写真は、墓石とそれに添えられた碑文。
「FORT MARGHERITA」象られた石もあります。草が邪魔して、若干見づらい…。
所要時間
所要時間は1時間くらいです。帰りも行きと同じ道で日に照らされるため、必ず水分を常備しておきましょう。
- 所要時間は1時間
基本情報
開館時間 | 9:00~16:45 |
休館日 | なし |
コツのおさらい
- マルゲリータ砦&ブルックギャラリーへ行くには、渡し舟に乗ったあと案内板に従って進めばよい
- 見どころは「ブルックギャラリーの展示」と「砦から見える景色」
- 所要時間は1時間
マルゲリータ砦&ブルックギャラリーは、クチンを含めたサラワク州の成り立ちを知るためには必須の観光スポットなので、歴史に興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
また、簡素な道を歩くのが不安な方は、Googleマップなどの地図アプリを見ながら行くと、より安全にマルゲリータ砦&ブルックギャラリーにたどり着くことができると思います。
皆さまにとって少しでも役に立つ情報になれば嬉しいです。読んでいただき、ありがとうございました。
【参考サイト】
Wikipedia「Fort Margherita」<https://en.wikipedia.org/wiki/Fort_Margherita>2020/06/22アクセス
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