ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」のロケ地・撮影場所
2020年9月から放送を開始した、松岡茉優さん、三浦春馬さん、北村匠海さん、三浦翔平さん、草刈正雄さんらが出演するドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」。この物語は、何事にも慎ましく生きている清貧女子が、お金にだらしない浪費男子に使い方を教えるラブコメディです。
そこでこのページでは、ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」の中で特定できたロケ地(撮影場所)を、各話のあらすじと合わせてご紹介いたします。なお、本記事にはネタバレを含みますので、放送を見ていない方は十分ご注意ください。
キャスト
以下は、「おカネの切れ目が恋のはじまり」の主な登場人物と演じられている役者さんの名前です。
登場人物名 | 役者名 |
---|---|
九鬼玲子 | 松岡茉優さん |
猿渡慶太 | 三浦春馬さん |
板垣純 | 北村匠海さん |
早乙女健 | 三浦翔平さん |
聖徳まりあ | 星蘭ひとみさん |
白兎吉明 | 池田成志さん |
鴨志田芽衣子 | ファーストサマーウイカさん |
鮎川美月 | 中村里帆さん |
猪ノ口保 | 稲田直樹さん |
鶴屋春人 | 河井ゆずるさん |
牛島瑠璃 | 大友花恋さん |
鮫島ひかり | 八木優希さん |
桃田保男 | 石丸幹二さん |
九鬼サチ | 南果歩さん |
猿渡菜々子 | キムラ緑子さん |
猿渡富彦 | 草刈正雄さん |
ロケ地とあらすじ
それでは「おカネの切れ目が恋のはじまり」の中で特定できたロケ地を、各話のあらすじと合わせてご紹介いたします。あらすじは物語の内容をざっくり思い出すために書いていますので、「必要ないよ」という方は読み飛ばしちゃってください。
第一話
モンキーパスの社長の息子・猿渡慶太は、湯水のようにお金を使う浪費男子だった。ところがアメリカ出張時にあまりにもお金を使いすぎたため、父に「会社を辞めろ」と言われてしまう。
解雇は免れたものの、慶太は営業部から経理部に左遷(異動)。仕事を教える担当になったのは、心静かに慎ましく生きている清貧女子・九鬼玲子だった。
慶太の歓迎会で、販促グッズがネットオークションに流出しているのを発見。非売品であることから、社内の営業部が怪しいと疑われる。
その後、慶太は元カノのまりあと会って帰るとマンションが父に売却されていた。そこで慶太は玲子がいる「みずよう館」に行き、いっしょに生活することになる。
大量に販促グッズを持っていた板垣に慶太は疑惑を抱くが、玲子は彼がいつも出張に持って行くお土産に綻びを発見。グッズを転売していたのは営業部長の娘だったのである。
しかし板垣は交通費を横領していた。それを告げようとしたとき、板垣が過労で倒れてしまう。
板垣は親の商売がうまくいってなくて、奨学金の返済があり、小さい兄弟がいてお金に悩まされていた。そこで玲子は板垣を激安で美味しいお蕎麦屋さんに連れていき、それぞれにお金の付き合い方があると諭す。
そんな姿を見た慶太は、一杯のかけそば代を「おこづかい帳」に記入。少しずつお金と向き合って行こうと思うのだった。
第一話で特定できたロケ地は以下です。
鎌倉紅谷雪ノ下店
玲子が行列に並んで130円のクルミクッキーを買ったお店は、神奈川県鎌倉市にある鎌倉紅谷雪ノ下店です。「クルミクッキー1つ」と言われたときの店員さん(ひかり)は、普段ない状況に驚きの声を隠せませんでした。
鎌倉紅谷では、「クルミッ子」というクルミを使ったお菓子が実際に売られています。定番かつ人気で、「神奈川県名菓展 菓子コンクール」で最優秀賞を受賞したこともある商品です。
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下1丁目8−36 津多屋ビル
浄智寺
玲子がクルミクッキーを食べたお寺は、神奈川県鎌倉市にある浄智寺です。「よき」と言って、小さな幸せをかみしめていました。
浄智寺の中でも使われたのは、本堂にあたる「曇華殿(どんげでん)」。名前は、三千年に一度だけ咲くと言われる伝説の花「優曇華(うどんげ)」に由来しています。
また、第二話の「まりあが山鹿との関係に悩んでいることを玲子に話したシーン」や、最終話の「玲子と富彦が話したシーン」なども、浄智寺の曇華殿前です。作品内で毎話登場するため、特にゆかりのあるロケ地と言えるでしょう(第三話は玲子と慶太が歩いているシーンで登場)。
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1402
GIORGIO ARMANI
慶太が洋服を爆買いしていたお店は、東京都中央区にある「GIORGIO ARMANI」です。金額がちょうど111万円だったので喜んでいましたね。
「GIORGIO ARMANI」は、イタリアの高級ブランドの一つ。なのであれだけ買って111万だったら、安い方なのかもしれません…。
住所:東京都中央区銀座5丁目5−4 アルマーニ / 銀座タワー 2F
シャルマンシーナTOKYO
慶太が洋服を買った後にウェディングドレスを選んでいるまりあを見たのは、東京都渋谷区にある「シャルマンシーナTOKYO」です。フィアンセといっしょにいる元カノを見て、慶太は切ない気持ちになってしまいました。
住所:東京都渋谷区神宮前4丁目5−8
STOVE
玲子が買おうとしていたサルの豆皿が売っていたのは、神奈川県鎌倉市にある「STOVE」というお店です。しかし突然現れた慶太に買われてしまい、一年越しの思いが実らないという切ない結果に…。
第二話では、その豆皿を玲子が欲しがっていると知った慶太がふたたび訪問。ところが在庫はもう残っていなかったので、自分で絵を描いて作ることを決意します。
住所:神奈川県鎌倉市材木座1丁目6−24
バンダイ本社ビル
モンキーパスのオフィスビルとして使用されているのは、東京都台東区にある株式会社バンダイの本社ビルです。したがって、設定では中堅おもちゃメーカーですが、モンキーパスのモデルはおそらくバンダイなのでしょう。ただし慶太が大事にしているペット・猿彦は、GROOVE X社が開発している「LOVOT(らぼっと)」という家庭型ロボットです。
また、食堂も実際にバンダイ本社ビルのものが使われていると思われます。テラス席から見渡せるスカイツリーや隅田川がとても印象的でした。
住所:東京都台東区駒形1丁目4−8
甘夏民家と雨ニモマケズ
玲子の母・サチが営んでいる「みずよう館」は、神奈川県鎌倉市にある甘夏民家と雨ニモマケズです。古風さの中にモダンさがある、印象的な建物でした。
住所:神奈川県鎌倉市長谷1丁目11−35
彩の国さいたま芸術劇場
早乙女が講演していた場所は、埼玉県さいたま市にある「彩の国さいたま芸術劇場」です。使われていたのは、その中にある小ホールでした。
彩の国さいたま芸術劇場にあるのは、大ホールと小ホールのほかにも音楽ホール、映像ホール、稽古場などのさまざまな施設。まさに芸術が一つに詰まった場所と言えるでしょう。
また、第二話では外観も登場。今までの関係でいいと思っていた玲子でしたが、ギクシャクしながらも早乙女から食事に誘われます。
住所:埼玉県さいたま市中央区上峰3丁目15−1
東京駅
ロケ地とは言えないかもしれませんが、ドラマ内で一瞬、東京駅が映されました。撮影ポイントは、「皇居」と「丸の内中央口」を結ぶ行幸通りです。
住所:東京都千代田区丸の内1丁目
東京ひよ子中野店
板垣がいつもお土産にしているお菓子を玲子が見に来たお店は、東京都にある東京ひよ子中野店です。さすがに混雑状況などを考えてか、東京駅内の店舗は使用されていません。
住所:東京都中野区野方5丁目25−4
港区立芝浦中央公園
倒れた板垣を座らせ休ませた場所は、東京都にある港区立芝浦中央公園です。ここで板垣は交通費を横領していたことを白状し、お金に悩んでいることを玲子と慶太に打ち明けます。
映像の背後に見えたビルは品川シーズンテラス。レストランや企業のオフィスなどが入居している商業複合施設となっています。
住所:東京都港区港南1丁目2−28
そば処大吉田
玲子が慶太と板垣を連れて行ったおそば屋さんは、東京都港区にある「そば処大吉田」です。慶太は玲子の言葉と美味しそうにかけそばを食べる板垣を見て、はじめておこづかい帳に使った金額を記入します。
行ったことはないのですが、「そば処大吉田」は立ち食いそばの名店だそうです。名物はとんでもく大きいかき揚げ。ちなみにかけそばもありますが、180円ではないようなのでご注意ください。
住所:東京都港区西新橋1丁目9−8 南佐久間ビル 1F
極楽寺駅
玲子と慶太がおそばを食べた後のシーンで降りた駅は、神奈川県鎌倉市にある極楽寺駅です。おそらく、みずよう館の最寄り駅という設定なのだと思います。
住所:神奈川県鎌倉市極楽寺3丁目7
鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区
慶太がサルの豆皿を捨ててしまった場所は、神奈川県鎌倉市にある「鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区」です。ドラマ内では、「かまくら海風公園」という名前の公園でした。
住所:神奈川県鎌倉市稲村ガ崎1丁目19
第二話
おこづかい帳をつけるようになったが、慶太の散財は止まっていなかった。そこで玲子は、お金の使い方三種「消費」「浪費」「投資」を学ばせようとする。
買い物を見た玲子は「客観的に自分を直視する必要がある」と指摘したが、慶太は反論。15年間片思いしている早乙女との関係を突っ込み、二人のために一肌脱ぐことにする。
モンキーパスが所有する「わくわくスポーツランド」にリニューアルの話が持ち上がっていた。しかもその提案者は、まりあの婚約者・山鹿だったのである。
わくわくスポーツランドに愛着を持っていた慶太は対抗心を燃やし、テニス大会を開催。集まったのは玲子、慶太、早乙女、板垣、まりあ、山鹿の六人だった。
早乙女とペアになって圧倒的な強さで勝利した玲子は、勇気を出して食事に誘おうとする。ところが先に仕事があると言われてしまい、口に出すことができなかった。
すると慶太は、玲子のことをどう思っているかを早乙女に質問。余計なことをして玲子に怒られた慶太は、お詫びをするためにサルの豆皿を作り始める。
自分の気づかいをないがしろにする山鹿との関係に悩んでいたまりあは、玲子に胸の内を告白。玲子は今までのお金、時間、思いが無駄になることがわかってても止められない「コンコルド効果」を例に出し、まりあを慰める。
しかし、それは自分にも当てはまることであった。そして、今までの距離間のままでいいと思った矢先、早乙女から食事に誘われるのだった。
第二話で特定できたロケ地は以下です。
美容院BEAUTRIUM七里ガ浜店
オープニングで玲子がお試しヘッドマッサージ15分を受けていたお店は、神奈川県鎌倉市にある「美容院BEAUTRIUM七里ガ浜店」です。窓から映る海がきれいなお店でした。
住所:神奈川県鎌倉市七里ガ浜1丁目1−1 04 ウィークエンドハウスアレイ
恵比寿焼肉kintan
慶太が焼肉弁当を買ったお店は、東京都渋谷区にある「恵比寿焼肉kintan」です。2,500円もする弁当を買って「浪費です」と玲子に注意されていました。
kintanでは、実際にお弁当を数種類売り出しています。価格帯は1,500~2,500円。したがって慶太はいちばん高いお弁当を買ったようです。
住所:東京都渋谷区恵比寿西1丁目10−3
THE DECK COFFEE & PIE
さらに慶太が三種類のコーヒーをテイクアウトしていたお店は、東京都渋谷区にある「THE DECK COFFEE & PIE」です。ここで板垣は、慶太に手を引かれている玲子を目撃してしまいます。
ドラマを観ていても感じましたが、「THE DECK COFFEE & PIE」はレンガでできた壁が印象的。店名にもなっているコーヒーやパイを食べながら、落ち着いた雰囲気に浸ることができそうです。
住所:東京都渋谷区千駄ケ谷3丁目53−17 原宿グリーンハイツ 1F
ロイヤルガーデンカフェ青山
まりあが同僚とランチしていたお店は、東京都港区にあるロイヤルガーデンカフェ青山です。複雑な思いを抱えながらも、まりあは結婚の報告を同僚にしました。
住所:東京都港区北青山2丁目1−19
Crescent & Molly
玲子がポンデケージョを買ったお店は、東京都大田区にある「Crescent & Molly」です。店員さんが困っているのを助け、板垣は玲子といっしょにランチすることになりました。
店名のcrescentにも表れていますが、人気のある商品は十勝産の小豆を使用した「三日月あんぱん」のようです。ポンデケージョが実際にあるかは、今のところ確認できていません。
住所:東京都大田区大森本町2丁目7−24
イオンシネマ多摩センター
板垣がデートに来た映画館は、東京都多摩市にある「イオンシネマ多摩センター」です。貯まっていたはずのポイントが勝手に使われていて、板垣は残念な気持ちになってしまいました。
住所:東京都多摩市落合1丁目45−2 丘の上パティオ 2F
荏原湘南スポーツセンター
玲子、慶太、早乙女、板垣、まりあ、山鹿の六人がテニスをした場所は、神奈川県藤沢市にある荏原湘南スポーツセンターです。ドラマ内では、「わくわくスポーツランド」になっていました。
荏原湘南スポーツセンターには、過去に松岡修造さん、伊達公子さん、杉山愛さんも在籍。現役では杉田祐一選手も在籍しており、多くの世界で活躍する選手を輩出しています。
住所:神奈川県藤沢市稲荷1丁目9−1
OSC湘南シティ
板垣がヒーローショーのアルバイトをしていたショッピングモールは、神奈川県平塚市にあるOSC湘南シティです。「早乙女が子連れでいる」というとんでもない姿を、板垣は目撃してしまいました。
住所:神奈川県平塚市代官町33−1
なお、第一話で登場した「浄智寺」「stove」「彩の国さいたま芸術劇場」が第二話でも使用されました。シーンの詳細は、第一話のロケ地に追記しています。
第三話
早乙女と初デートの約束をし、玲子は大張り切り。ノートにまとめていた新しいワンピースも作り、万全の準備を整えていた。
そんな姿を見た慶太は、礼子をフリーマーケットに連れ出してひかりを紹介。アクセサリーを交換するとともに、「ひかりが慶太の妹」だと思っているのは勘違いだということを聞く。
デート当日、玲子は早乙女のカッコイイ姿を見て「良き」を連発。美味しいディナーもいっしょに食べ、楽しい時間を過ごす。
そして帰り際、早乙女が玲子に話をしようとしたそのとき、週刊誌の記者が出現。実は早乙女は結婚していたことが発覚してしまう。
秘密が明らかになったことで早乙女は大炎上。心配でたまらない玲子は早乙女の事務所に行き、妻との離婚話を聞く。
ところが秘密をリークしたのは、秘書の牛島だった。牛島は、自分は仕事相手にもかかわらず早乙女がプライベートで玲子とデートすることを知り、嫉妬したのである。
慶太といっしょに事務所を出た玲子だったが、引き返してふたたび早乙女のもとへ。どん底にいる早乙女に、「自分がいちばん辛いときそばにいてくれたように、次は私がそばにいる」と告白する。しかし、早乙女は玲子の気持ちに応えることはできなかった。
家に帰った玲子は早乙女を吹っ切るために髪をカット。そこに帰ってきた慶太は玲子を励まし、悲しんでいる姿を見てキスをするのだった。
第三話で特定できたロケ地は以下です。
国道134号線
オープニングで玲子がウォーキングしていた海岸沿いは、神奈川県鎌倉市を通る国道134号線です。海風を感じながら早乙女とのデートを楽しみにしていることが、玲子の表情に表れていました。
住所:神奈川県鎌倉市坂ノ下26
鶴岡八幡宮二の鳥居
海岸沿いから玲子が移動して歩いていた場所は、神奈川県鎌倉市にある「鶴岡八幡宮二の鳥居」あたりです。きれいな緑に囲まれた並木道が印象的でした。
若宮大路と呼ばれる通りに建てられたこの鳥居は、三つあるうちのちょうど真ん中。礼子が歩いてきた方向に進むと、鎌倉を代表する神社「鶴岡八幡宮」があります。
また、最終話で板垣が泣いていたのも「鶴岡八幡宮二の鳥居」でした。その後まりあに発見された板垣は、菜々子との会食に巻き込まれることになります。
住所:神奈川県鎌倉市小町2丁目15
御成通り
玲子のウォーキングコースで最後に映ったのは、神奈川県鎌倉市にある御成通りです。ここで玲子は「Outlet rali rari」というお店のワンピースを発見。自作して早乙女とのデートに着ていこうと決意しました。
玲子が歩いたウォーキングコースの総距離は、実家のみずよう館からスタートしたとすると最低でも5.5キロメートル。早歩きだとしても、一時間近くかかっていると思われます。凄い…。
住所:神奈川県鎌倉市御成町10
面白法人カヤック
玲子が慶太に連れられてきた「海街マーケットKAMAKURA」が行われていた場所は、神奈川県鎌倉市にある面白法人カヤックです。そして玲子は慶太に妹のひかりを紹介され、提案されたアクセサリーに一目惚れしました。
住所:神奈川県鎌倉市御成町4−31
室町砂場
相談料が無料と聞いて板垣が早乙女と来たおそば屋さんは、東京都中央区にある室町砂場です。板垣は早乙女の話に乗せられ、参加料98万円のマネー合宿・プレミアムコースに危うく申し込むところでした。
室町砂場は、1869年に創業した老舗のおそば屋さん。「砂場」という名前は、大阪のお菓子屋さんが資材の砂置き場でおそばを売り出したことから取られたそうです。
住所:東京都中央区日本橋室町4丁目1−13
かっぱ橋本通り
デートのはじめに玲子と早乙女が歩いていた道は、東京都台東区にあるかっぱ橋本通りです。玲子はカッコイイ早乙女の姿を見て、「良き」を連発していました。
具体的には次のスポットに立ち寄っています。
- 花恭
- 縛られ河童
また、早乙女が玲子の手を引いて渡ったのは、縛られ河童の近くの信号です。
住所:東京都台東区松が谷2丁目31
↓早乙女が玲子の手を引いて渡った信号
カンテサンス(Quintessence)
玲子と早乙女がディナーを食べたレストランは、東京都品川区にある「カンテサンス(Quintessence)」です。カンテサンスは、毎年ミシュランの三ツ星を取り続けているフレンチレストラン。さすが早乙女が連れてくるお店はひと味違います。
住所:東京都品川区北品川6丁目7−29 ガーデンシティ品川御殿山
夢の大橋
ディナーを終えた後に玲子と早乙女が歩いていた橋は、東京都江東区にある「夢の大橋」です。ここで早乙女は玲子に話をしようとしましたが、突然週刊誌の記者が現れ衝撃的な事実を明かされてしまいました。
夢の大橋から見ることができるのは、ドラマでも映っていたパレットタウン大観覧車なども含めた美しい景色。2020年9月に放送のドラマだと、「刑事7人(第6シーズン)」の第七話でも使用されています。
住所:東京都江東区青海1丁目4
最終話(第四話)
キスの一件があった次の日、慶太は朝早くからどこかに出かけていた。会社も無断欠勤し、いつもお騒がせな人がいないならいないでみんなは寂しいと感じる。
そんな中、夕食の準備をしていた玲子は、ぬか漬けを装った壺の中から「田中三郎」という人物からの仕送りを発見。始まった時期は、自分がどん底にいた10年前と重っていた。
「鎌倉から伊豆」という謎の散歩コースが定番の板垣と猿彦を伴い、玲子は父のいる伊豆へ出発。ところが会うのが怖くなってしまい、いかめしを理由にわざと途中駅で板垣とはぐれたふりをする。
仕送りに書いてあった住所付近に到着した玲子は、地元の人たちに聞き込みをするが目ぼしい情報はなかった。「もう帰ろう」、そう思っていたとき、お土産を買ったお店の店員さんから父のいる場所が判明する。
ずっと探し回っていた板垣と合流し、玲子は過去を告白。父は自分のために横領を繰り返し、逮捕されてから行方不明になっていたのである。
するとそこで父を発見。二人はお互いの想いを話し、最後に玲子は「自分の人生を生きて」と伝え伊豆を後にする。
一方そのころ、みずよう館に来ていた富彦と菜々子は慶太の部屋を見ていた。富彦が厳しくしていたのは慶太の才能を認めていたためであり、菜々子は「いちばんのファンだからね」という言葉を残す。
鎌倉に戻ってきた玲子は、慶太が作っていた豆皿を発見。うすうす感じていた自分の正直な気持ちに気付く。
そして翌朝、扉が開き、玲子は戸惑いながらも笑顔になるのだった。
最終話で特定できたロケ地は以下です。
片瀬白田駅
玲子がいかめしを買った駅は、静岡県賀茂郡東伊豆町にある片瀬白田駅です。いかめしに目がないのは事実でしたが、本当の理由は「父に会うのが怖かったから」ということが後に明かされます。
住所:静岡県賀茂郡東伊豆町白田
koe’ lobby
まりあが慶太に連絡しようとしていたカフェは、東京都渋谷区にある「koe’ lobby(コエロビー)」です。まりあは、「結婚」という言葉を出した瞬間に離れていった慶太に対する不満を持ち合わせていました。
住所:東京都渋谷区宇田川町3−7 hotel koe tokyo 1F
伊豆急下田駅
板垣が玲子を待っていた駅は、静岡県下田市にある伊豆急下田駅です。しかしお金を落としてしまったお婆ちゃんや道を聞かれた若者を助け、会うことはできませんでした。
観光地として有名な下田は、かつてから交易の場として栄えた港町。そのため、駅の改札が「伊豆下田関所」という演出になっていると思われます。
住所:静岡県下田市東本郷1丁目6−1
ペリーロード
玲子が父のことを聞き回っていた場所は、静岡県下田市にあるペリーロードです。しかし、鈴木三郎という名も桃田保男という名も知る人はいませんでした。
ペリーロードは、その名の通りペリーが部下を引き連れて歩いた道。現在では、静かに流れる小川やそれに架かる橋が趣のある情景を成しています。
住所:静岡県下田市三丁目14
伊豆漁協ベイ・ステージ直売所
玲子がアジの干物を買ったお店は、静岡県下田市にある「伊豆漁協ベイ・ステージ直売所」です。ここで「桃ちゃん」という名を聞いた玲子は、ついに父の居場所を知ることになりました。
伊豆漁協ベイ・ステージ直売所の場所は港の目の前。玲子はアジの干物を買っていましたが、店員さんが言っていたとおりアワビやサザエなど新鮮な貝類がおすすめのようです。
住所:静岡県下田市外ケ岡1−1
金目亭
保男が働いていた食堂「朝潮丸」は、静岡県下田市にある金目亭です。ここで玲子は板垣に過去を語り、配膳していた父を目撃しました。
住所:静岡県下田市外ケ岡11
舞磯浜
玲子が父を追いかけて捕まえた海岸は、静岡県下田市にある舞磯浜です。二人はここで胸の内を告白し、玲子は父に「自分の人生を生きて」と伝えました。
住所:静岡県下田市吉佐美
なお、第一話で登場した「浄智寺」、第三話で登場した「鶴岡八幡宮二の鳥居」が最終話でも使用されました。シーンの詳細は、それぞれの話数のロケ地に追記しています。
「おカネの切れ目が恋のはじまり」で特定できたロケ地は以上です。
皆さまにとって少しでも役に立つ情報になれば嬉しいです。読んでいただき、ありがとうございました。
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