シンガポールで民泊は違法?宿泊時に知っておきたい注意点

シンガポールで民泊は違法?宿泊時に知っておきたい注意点

海外旅行で宿泊施設を決める際は、ホテルのほかに民泊を利用するのも1つの手段です。しかしシンガポールの法律では、民泊が基本的に違法になってしまうので注意しなければなりません。

そこでこのページでは、「シンガポールの民泊」について体験談(失敗談)交えてご説明いたします。

シンガポールの民泊について

シンガポールの街並み

シンガポールでは、基本的に民泊の利用が禁止されています。「基本的に」と書いた理由は、3ヶ月以上の長期滞在であれば民泊が認められているからです。とはいえビザなしでシンガポールに滞在できる期間は最大30日(延長申請しても追加で30日)。一般的な観光目的での入国では条件を満たすことができません。

コツ1

  • シンガポールでは基本的に民泊が違法(3ヵ月以上の長期滞在であれば利用可能)

過去には、次のような事例もあったそうです。

過去にあった事例

  • 短期間の違法民泊を営んでいたホスト(部屋を貸す側)に対して罰金が課せられた
  • ゲスト(部屋を借りる側)が宿泊先のコンドミニアムに行ったらセキュリティガードに追い払われた

特に2つ目の事例は、「宿泊先を失う」という致命的なダメージを受けることになります。また、今後は短期間の民泊を利用した側にも罰金が科せられることがあるかもしれません。そんな事態にならないためにも、短期間での民泊の利用は絶対に控えるようにしましょう。

民泊が規制されている理由

では、なぜ民泊が規制されているのでしょうか。それはシンガポール国民に以下の懸念があるからです。

シンガポール国民の懸念

  • セキュリティ
  • 住民のプライバシー
  • 短期滞在者の迷惑行為(騒音・器物破損など)

実際の住民からしてみると、見知らぬ外国人が頻繁に入れ替わり立ち替わり同じコンドミニアムを利用することは不安が大きいということでしょう。日本で民泊がイマイチ浸透しない理由と同じです。

失敗談

218マカリスター

私はマレーシアで頻繁に民泊を利用していたこともあり、何も注意せず勢いそのままにシンガポールでも予約してしまいました。違法だと気付いたのは実際にシンガポールに行く前日。結果、100%のキャンセル料を取られてしまいました。

その際に、シンガポールでの民泊についてAirbnb社に質問をしました。以下は、いただいた返信の要点だけを掻いつまんだものです。

Airbnb社からいただいた返信の要点

  • 3ヶ月以内の宿泊は認められていない
  • シンガポールでも短期の予約ができてしまう
  • ホスト(部屋を貸す側)が法規制を守ることが前提
  • Airbnbでは責任を負わない

問題は、ホストが制限を設けていないと短期での予約ができてしまうことです。この記事を書いた2020年7月23日現在でも多くの施設で予約ができてしまうので、シンガポールでの民泊を検討している方はご注意ください。気付かないと、知らぬ間に違法行為に加担することになります。

コツ2

  • Airbnb社のサイトでは短期間でも民泊予約ができてしまうので注意が必要

コツのおさらい

コツ

  1. シンガポールでは基本的に民泊が違法(3ヵ月以上の長期滞在であれば利用可能)
  2. Airbnb社のサイトでは短期間でも民泊予約ができてしまうので注意が必要

シンガポールに限ったことではありませんが、違法行為は「法律を知らなかった」では済まされません。せっかくの楽しい旅行が悲しい思い出にならないようにするためにも、シンガポールで宿泊する際は民泊の利用を絶対に控えるようにしましょう。

皆さまにとって少しでも役に立つ情報になれば嬉しいです。読んでいただき、ありがとうございました。

【参考サイト】

  • 民泊大学(2018)「シンガポール地裁、Airbnbの違法民泊ホスト2人に罰金各490万円 4物件で5カ月間で約150万円売り上げ 罰金は一括支払い済み」<https://minpaku-univ.com/news/10408/>2020/7/22アクセス
  • YANUSY(2019)「シンガポールの民泊事情」<https://yanusy.com/archives/1195>2020/7/22アクセス