大奥(2024)ロケ地全話まとめ:姫路城や京都の撮影場所
2024年1月にフジテレビの木曜劇場で放送を開始した、ドラマ「大奥」のロケ地(撮影場所)がどこなのかを、地図交えて全話分ご紹介いたします。聖地巡礼のご参考になれば幸いです。なお、本記事には内容・ネタバレを含みますので、放送を見ていない方は十分ご注意ください。
大奥のキャスト
ドラマ「大奥」の主な登場人物と出演者さんは以下です。
登場人物名 | 役者名 |
---|---|
倫子(将軍正室・御台所) | 小芝風花さん |
徳川家治(第十代将軍) | 亀梨和也さん |
お品(倫子の付き人) | 西野七瀬さん |
お知保(倫子の付き人) | 森川葵さん |
松平定信(白河藩藩主) | 宮舘涼太さん |
高岳(御年寄) | 田中道子さん |
猿吉(門番・五菜) | 本多力さん |
葉山貞之助 | 小関裕太さん |
平賀源内 | 味方良介さん |
お幸 | 紺野まひるさん |
久我信道(公家) | 鈴木仁さん |
お平 | 小林きな子さん |
お玲 | ハシヤスメ・アツコさん |
朝霧 | 華耀きらりさん |
夜霧 | 井本彩花さん |
昭島 | 山村紅葉さん |
桜田真太郎 | 猪塚健太さん |
松平武元 | 橋本じゅんさん |
徳川吉宗 | 伊武雅刀さん |
徳川家重(第九代将軍) | 高橋克典さん |
徳川宗武(家治の叔父) | 陣内孝則さん |
徳川家斉 | 鈴木福さん |
松島の局(大奥総取締役) | 栗山千明さん |
田沼意次(側用人・老中) | 安田顕さん |
ナレーション | 浅野ゆう子さん |
脚本:大北はるかさん
音楽:桶狭間ありささん
第1話のロケ地とあらすじ
公家の姫である五十宮倫子(小芝風花)は、徳川家治(亀梨和也)との婚儀を控え、付き人のお品(西野七瀬)と支度に追われていた。倫子は幼い頃に一度だけ会ったことのある家治が「蛇のように冷たい目をしていた」とお品に話し、婚儀に気乗りしない。準備が整うと、大奥総取締役・松島の局(栗山千明)に導かれ、倫子たちは婚儀の間へ。居並ぶ重鎮の幕臣や奥女中たちが一斉に自分に平伏する様に驚く倫子。そこへ家治が威風を帯び、現れる。だが、家治の目がやはり冷酷に見える倫子は目を合わすことができない。
その頃、家治の父で第9代将軍・徳川家重(高橋克典)は家治の婚儀に顔を出すこともなく、女中を侍らせて酒を飲んでいた。挙げ句の果てには寝だした家重を見て、側用人・田沼意次(安田顕)は「悪人には、いずれ天罰が下る」と口にする。
一方、家治と倫子の婚儀には田安宗武(陣内孝則)と松平定信(宮舘涼太)が顔を出す。定信は倫子に、これから暮らす大奥は、その地位を妬み追い落とそうとする者もいると忠告し…。また、京の頃より倫子に仕えるお品がいるにも関わらず、松島は倫子の付き人にお知保(森川葵)をつけると言いだし――。
視聴率:6.7%(世帯)
第1話で特定できたロケ地は以下です。
上賀茂神社
倫子がトンボを見せてもらった紅葉のキレイな場所は、京都府京都市北区にある上賀茂神社です。「あのときのトンボのように、逃れたくても逃れられない」。
上賀茂神社について詳しく知りたい方は、以下に公式ホームページのリンクを貼っておきますのでご参考ください。
◆基本情報
住所:京都府京都市北区上賀茂本山339
最寄り駅:北山駅(京都市営地下鉄烏丸線)
平安神宮
倫子が和歌を詠めてなかったシーンの前に映った風景は、京都府京都市左京区にある平安神宮の東神苑です。風景カットのみ。Googleマップの平安神宮(リンクをクリック/タップするとGoogleマップに飛びます)。
◆基本情報
住所:京都府京都市左京区岡崎西天王町97
最寄り駅:東山駅(京都市営地下鉄東西線)
大覚寺
倫子が和歌を詠めなくてくしゃみをしたのは、京都府京都市右京区にある旧嵯峨御所大本山大覚寺(大沢池の方)です。公家の姫なのに。
以下はインスタの番組公式アカウントにあった、そのシーンの撮影風景。
また、猿吉が門札を持って現れた門は大覚寺の明智門、開閉していたのは明智陣屋です。
◆基本情報
住所:京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
最寄り駅:嵯峨嵐山駅(JR山陰本線)
小倉山二尊院
信通が倫子を待っていた門は、京都府京都市右京区にある小倉山二尊院の黒門です。その後に2人が話した階段は、総門に向かって降りていく階段。
また、信通が倫子の文を読んだところは、小倉山二尊院の勅使門です。信通は倫子の姉の高覚と夫婦になっていました。
「小倉山二尊院」の公式ホームページの境内案内にて、勅使門や参道(紅葉の馬場)を写真で見ることができます。下記にリンクいたしますので、よかったらご参考ください。
◆基本情報
住所:京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
最寄り駅:トロッコ嵐山駅(嵯峨野観光鉄道)
東福寺
家治が1人でいた廊下と最後の方で王将を見た場所は、京都府京都市東山区にある大本山・東福寺です。「江戸幕府誕生から150年余り、度重なる天変地異や凶作、疫病の蔓延により、幕府経済は悪化の一途をたどり、民に課せられる税は増すばかり」。
廊下は「通天橋」、王将を見た場所は「本坊庭園(方丈)」です。下記にリンクした公式ホームページから写真や説明を見ることができます。ご参考ください。
◆基本情報
住所:京都府京都市東山区本町15丁目778
最寄り駅:鳥羽街道駅(京阪本線)
衡梅院
倫子が婚儀の支度をしていた部屋は、京都府京都市右京区にある「臨済宗妙心寺派 衡梅院(こうばいいん)」です。年寄の松島が挨拶。
Googleマップの衡梅院で写真を見ることができます。ご参考ください(リンクをクリック/タップするとGoogleマップに飛びます)。
◆基本情報
住所:京都府京都市右京区花園妙心寺町66
最寄り駅:花園駅(JR山陰本線)
清凉寺
松島と高岳がにらみ合った廊下は、京都府京都市右京区にある「嵯峨釈迦堂 清凉寺」です。また、堀田が家治にいとまを告げられた時に松島が肩のあたりを触った場所も清凉寺だと思います。
Googleマップの清凉寺で廊下の写真を見ることができます。ご参考ください(リンクをクリック/タップするとGoogleマップに飛びます)。
◆基本情報
住所:京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
最寄り駅:嵯峨嵐山駅(JR山陰本線)
光明寺
倫子がお品を探し始めたところ、お化けの話を聞いたところは、京都府長岡京市にある「西山浄土宗総本山 光明寺」です。大奥法度で文を勝手に出すことは禁止。お品は納戸でたっぷりかわいがられていました。
Googleマップの光明寺で写真を見ることができます。ご参考ください(リンクをクリック/タップするとGoogleマップに飛びます)。
◆基本情報
住所:京都府長岡京市粟生西条ノ内26−1
最寄り駅:長岡天神駅(阪急京都線)
東映太秦映画村
一揆の号外が配られた江戸の町は、京都府京都市右京区にある東映太秦映画村です。商人から銭を徴収。
東映太秦映画村の公式ウェブサイトのバーチャル体験フォトツアーのページで写真を見ることができます。良かったら合わせてご参考ください。
東映太秦映画村の公式ウェブサイト(バーチャル体験フォトツアーのページに飛びます)
◆基本情報
住所:京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10
最寄り駅:撮影所前駅(嵐電北野線)
姫路城
江戸城の外観は、兵庫県姫路市にある姫路城です。Googleマップの姫路城(リンクをクリック/タップするとGoogleマップに飛びます)。
◆基本情報
住所:兵庫県姫路市本町68
最寄り駅:山陽姫路駅(山陽電気鉄道本線)
第2話のロケ地とあらすじ
五十宮倫子(小芝風花)は久我信通(鈴木仁)に大奥から逃げる手助けを頼むが、返書で信道が倫子の姉と結婚したことを知り、お品(西野七瀬)の腕の中で泣き崩れた。そんな倫子とお品に、松島の局(栗山千明)やお知保(森川葵)たちは“大奥のしきたり”と、さまざまな嫌がらせを続ける。
徳川家治(亀梨和也)は田沼意次(安田顕)を老中首座に任命。裏で田沼とつながる松島は、倫子が世継ぎを身籠る前に、家治に自分たちの息のかかった側室をあてがうべく田沼と密談していた。
そんな折、高岳(田中道子)たちが“御台様に上様の御渡りがない”とうわさ話に興じていると、それが倫子たちの耳に入る。倫子は「そのようなことでしか人の価値を測れないなど、哀れな方たち」と高岳たちに告げるが、大奥は将軍家の子孫繁栄のための場所なので、勤めを果たせず妻と言えるのかと反論されてしまう。
ある日、お品はお知保から松島に届けて欲しいと言われ箱を預かる。だが、松島が中を確認すると、箱に入っていた焼き物が割れていたのだ。お品は自分の過ちではないと伝えるが、聞き入れてもらえない。焼き物を金に替え、女中たちに新しい懐紙入れを支給するつもりだったと言う松島は、経費を賄うため、お品に暇を取らせるしかないと言い出す。それが狙いだと察した倫子は経費分を賄えばいいのだろうと、懐紙入れを自分たちが作ると返すが…。
視聴率:4.7%(世帯)
第1話で登場した次のロケ地が第2話でも使われています(ロケ地名をクリック/タップすると、初めて登場した説明のある箇所に飛びます)。
新規ロケ地は以下です。
随心院
家治が木刀を振っていた場所は、京都府京都市山科区にある随心院の奥書院のあたりです。倫子とお品の声が聞こえ様子を見に。
木刀を振ったシーンのバックに映っていたのが奥書院の外観。ただし家治がトンボの生地を手にしている倫子を見ていたシーンでは、随心院ではなくなっていました(おそらくセット)。
また、お知保たちがお役目ゆえ倫子につきまとった廊下も奥書院。宗武の屋敷の門には随心院の薬医門が使われています(以下のストリートビューが薬医門)。
Googleマップの随心院で写真を見ることができます。ご参考ください(リンクをクリック/タップするとGoogleマップに飛びます)。
◆基本情報
住所:京都府京都市山科区小野御霊町35
最寄り駅:小野駅(京都市営地下鉄東西線)
第3話のロケ地とあらすじ
五十宮倫子(小芝風花)の身だしなみを整えるお品(西野七瀬)が昨晩の御渡りについて問いかけると、倫子は「何もなかった」と口にし、徳川家治(亀梨和也)のことがよく分からないと話し出す。
早速、家治に抱かれなかったことで高岳(田中道子)ら女中の間で“添い寝姫”とあざ笑われる倫子。お品は怒ろうとするが、倫子に制される。倫子はお品にこの先自分の身に何があっても言い返してはだめだと命じており、倫子はお品が酷い目に遭って欲しくなかったのだ。
一方、倫子のもう一人の付き人、お知保(森川葵)は宿下がりで里帰りしていた。そんな折、倫子が家治と仏間で手を合わせていると、松島の局(栗山千明)が口を開く。なんと、松島は倫子の目の前で家治に側室を設けるよう迫ったのだ。だが、家治は「側室は必要ない」と返す。将軍家の血筋を絶やすことになると食い下がる松島に、家治は何も答えず去る。
倫子から次第を聞いたお品は、女中たちのうわさとして家治の父・徳川家重(高橋克典)と母・お幸の方(紺野まひる)に関する悲しい過去を話す。倫子は家治のつらい身の上に思いを馳せ…。
家治が世継ぎを望まぬという話は松平定信(宮舘涼太)も知ることとなり、父の田安宗武(陣内孝則)に告げる。また、家治が田沼意次(安田顕)の言いなりになっていると定信から報告を受けた宗武は、いいことを思いついたと不敵な笑みを漏らし――。
視聴率:5.0%(世帯)
第1話で登場した次のロケ地が第3話でも使われています(ロケ地名をクリック/タップすると、初めて登場した説明のある箇所に飛びます)。
新規ロケ地は以下です。
梅宮大社
倫子と家治が星空を見た場所は、京都府京都市右京区にある梅宮大社の梅宮神苑です。家治は国づくり、倫子はおなごが色とりどりに生きられたらと夢を話しました。
Googleマップの梅宮大社で写真を見ることができます。ご参考ください(リンクをクリック/タップするとGoogleマップに飛びます)。
◆基本情報
住所:京都府京都市右京区梅津フケノ川町30
最寄り駅:松尾大社駅(阪急嵐山線)
第4話のロケ地とあらすじ
五十宮倫子(小芝風花)は、お知保(森川葵)が徳川家治(亀梨和也)の側室になったことを知り、動揺する。家治が田沼意次(安田顕)に強要されて側室を持つに至ったことを知らない倫子は心中穏やかではない上、早速御渡りがあると聞かされ、ショックを隠しきれない。
そんな折、増上寺代参が行われることになる。松島の局(栗山千明)は「忙しい上様、御台様に代わって、奥女中たちが代参を務める」と切り出すが、倫子は御台所の大事な公務であるとし、自分も共に参ると発する。松島は御台様が出向くなど前例がないことだと反論するが、家治は倫子に「頼んだ」と言い、代参を認める。
倫子がお品(西野七瀬)を伴って無事に参拝を終えると、猿吉(本多力)が倫子の好物である白みそ煎餅を持って現れる。それは、お品が葉山貞之助(小関裕太)に頼み、特別に作ってもらったものであった。そして、倫子が茶屋で休んでいると、松平定信(宮舘涼太)に声を掛けられる。そこで、定信から“賢丸”という幼名を聞いた倫子は、定信がかつての幼なじみであったことを思い出す。そして、二人は幼い頃に戻ったかのように、江戸の町を散策して楽しんでいたが…。
視聴率:4.6%(世帯)
第4話で新しく登場したロケ地はありません。これまでに登場した次のロケ地が第4話で使われています(ロケ地名をクリック/タップすると、初めて登場した説明のある箇所に飛びます)。
第5話のロケ地とあらすじ
五十宮倫子(小芝風花)は徳川家治(亀梨和也)が側室のお知保(森川葵)へ御渡りしたことに、つらい思いを募らせる。幸せそうなお知保に倫子はうつむくことしかできない。そんな中、家治はオランダ商館長を江戸城に招く折、もてなしに琴を披露したいと告げる。多くの者が名乗り出る中、「御台はどうだ」と促す家治にも倫子はうつむいたまま。すると、松島の局(栗山千明)の推挙もあり、お知保が名乗りをあげたことで、琴の演奏はお知保に任されることに。琴なら倫子も得意だと悔しがるお品(西野七瀬)だが、今の倫子は「上様がお知保を選んだ」と力なく返すだけで…。
お品は倫子が優しすぎると猿吉(本多力)に愚痴をこぼす。そこに、葉山貞之助(小関裕太)が通りがかり、お品にもっとゆっくり話がしたいと蔵の鍵を渡し、そこで待っていると告げる。
倫子を家治から遠ざけようとする松島。そして、暗い過去を持つ家治を脅して政治の実権を握ろうとする田沼意次(安田顕)のたくらみは続き、田沼は武家伝奏に久我信通(鈴木仁)を就任させたのだ。信通の姿に動揺する倫子。家治も信通が倫子の手紙の相手だと気付く。田沼が倫子と信通は知り合いだろうと言うと、家治は、知り合いならこの後二人で話すが良いと口にする。倫子と話す機会を得た信通は、倫子に彼女の母親が病に伏せっていることを話す。そして、一緒に京に帰らないかと倫子に告げ…。
視聴率:4.2%(世帯)
第1話で登場した次のロケ地が第5話でも使われています
新規ロケ地は以下です。
鹿王院
リンドウの花が咲いていた江戸城内は、京都府京都市右京区にある鹿王院(ろくおういん)です。倫子は上様の妻として生きることを選ぶと伝え、2人は抱き合います。
◆基本情報
住所:京都府京都市右京区嵯峨北堀町24
最寄り駅:鹿王院駅(嵐電嵐山本線)
第6話のロケ地とあらすじ
五十宮倫子(小芝風花)は、打ち掛けの裾を踏まれて倒れてしまったお知保(森川葵)に慌てて駆け寄る。倫子は女中たちを糾すが、逆に徳川家治(亀梨和也)の子を宿せぬことを揶揄(やゆ)されてしまう。身籠ってからは家治のお知保への御渡りはない、所詮(しょせん)は腹を貸し出しただけとかばうお品(西野七瀬)を倫子はたしなめる。騒ぎの中、やってきた家治は次第を聞き、松島の局(栗山千明)にしかるべき処分をするよう命じる。
倫子は家治の御渡りはあるものの、一向に妊娠の気配がなく焦っていた。「そんなにお子が欲しいのですか」と問いかけるお品に、倫子は家治と家族を作り、愛する人の子を自分の手で育てたいと返す。そんな倫子のために、お品はいつもの蔵で倫子の食事について葉山貞之助(小関裕太)に相談。だが、相談を終え、それぞれに蔵を出るお品と貞之助の姿を朝霧(華耀きらり)に目撃されてしまう。
ほどなくしてお知保は家治の子どもを出産。祝いを述べる倫子に、家治は子に会っていないと言う。そんな中でも、倫子はなぜ自分には子どもができないのかと悩んでいた。
その頃、療養中の田安宗武(陣内孝則)のそばには、心配そうに控える松平定信(宮舘涼太)がいた。そんな定信を近くに呼び寄せ、宗武は耳元で何かを告げ――。
視聴率:4.2%(世帯)
第6話で新しく登場したロケ地はなく、これまでに登場した次のロケ地が使われています。
第7話のロケ地とあらすじ
五十宮倫子(小芝風花)に長らく子ができなかったのは、お梅(小南満佑子)がすり替えていたお香が原因ではないかとお品(西野七瀬)が告げる。そのお香には、子をできにくくする薬草が使われていたという。命じた者を探ろうにも、肝心のお梅が姿を消してしまう。なんと、お梅を動かしていたのは松平定信(宮舘涼太)だったのだ。
倫子が倒れた件について、徳川家治(亀梨和也)は「誰の仕業か調べはついたのか」と田沼意次(安田顕)に問いかける。田沼は松島の局(栗山千明)ではないかと注進するも、家治は応じない。それは、お知保(森川葵)を側室に進めたのは松島と田沼だったからで、家治は自らこの件を調べると言い放つ。
家治の子である竹千代の教育係となり大奥、さらには幕政を専横せんとする松島から裏切られた田沼は、高岳(田中道子)一派に接近。田沼の新たな企みは、倫子やお品を巻き込み、予期せぬ方向に進もうとしていた。
そんなある日、倫子は料理の味が変わったのではないかと口にする。すると、お品は倫子の料理を全てこしらえていた葉山貞之助(小関裕太)が長らくお休みを取られているようだと返す。お品は、真面目な貞之助が倫子に与えられた役目を投げ出すわけがないと心配し…。
視聴率:4.5%(世帯)
第7話で新しく登場したロケ地はなく、これまでに登場した次のロケ地が使われています。
第8話のロケ地とあらすじ
急に産気づいた五十宮倫子(小芝風花)を心配し、徳川家治(亀梨和也)が駆けつける。子を産むにはまだ早い時期で、家治は倫子に手を伸ばすも、その手を倫子に退けられてしまう。そして倫子は子を出産するが、悲しいものとなってしまった。お知保(森川葵)に薬を渡して倫子に飲ませようとした松島の局(栗山千明)だったが、お知保から薬を飲ませなかったと聞き、お知保の本心がどこにあるのか疑う。
その頃、松平定信(宮舘涼太)は隠密を相手に将棋を指し、「最初にあらゆるものを奪ったのは、あの男だ」と漏らす。その思いが定信を突き動かし、家治の血を根絶やしにして、自らが幕府の中枢に就くことへと向いていた。
そんな折、なんとお品が懐妊する。お品の子を将軍世継ぎにせんとする田沼意次(安田顕)と高岳(田中道子)の意気は上がる。一方、竹千代を愛でるお知保は、傷心の倫子を気にしていた。家治も倫子に会いに行くが、倫子は今は一人にしておいてほしいと、深い悲しみに暮れていた。
そんな倫子に、定信から贈り物が届く。その贈り物には文が隠されており、倫子を元気づけんとする内容だったが、定信は新たな企てを仕掛けようとしていて――。
視聴率:4.5%(世帯)
第8話で新しく登場したロケ地はなく、これまでに登場した次のロケ地が使われています。
第9話のロケ地とあらすじ
増上寺代参の日、五十宮倫子(小芝風花)は徳川家治(亀梨和也)にあいさつをして出かけるが、どこかよそよそしい。そんな倫子が門を出て行く様子を猿吉(本多力)が物陰から見送っていた。
約束通り、松平定信(宮舘涼太)と浜御殿で会った倫子は、文や贈り物で気うつな自分を励ましてくれた礼を述べる。すると、定信は世継ぎがお知保(森川葵)の子・家基に決まったことで大奥も安泰だと口にする。
その頃、田沼意次(安田顕)は高岳(田中道子)から、お品(西野七瀬)の子・貞次郎が世継ぎに指名されなかったことを責められていた。どうするのかと問われた田沼は「家基に消えていただくしかない」と答え…。
定信のおかげで倫子は楽しいひとときを過ごしていた。帰り際、定信は倫子に自分ならつらい思いをさせないと告げ、思わず抱きしめる。そして、倫子たちが大奥に戻ってくると、女中たちが何やら騒いでいて――。
視聴率:5.0%(世帯)
第9話で新しく登場したロケ地はありません。これまでに登場した次のロケ地が使われています。
第10話のロケ地とあらすじ
「わしは、将軍家の子ではない」――。
五十宮倫子(小芝風花)は、徳川家治(亀梨和也)から自身の秘密を打ち明けられた。倫子は家治から田沼意次(安田顕)にこの秘密を握られ、言いなりになるほかなかったと聞かされる。困惑する倫子だったが、そんな中、家治は体調を崩してしまう。田沼はお品(西野七瀬)の子、貞次郎を世継ぎに指名することを迫るが、家治は将軍家の血を引かない自分の子でよいものかと苦悩する。さらに、田沼は松島の局(栗山千明)を大奥総取締から追い落とし、自分の意のままになる高岳(田中道子)を据えようとする。
家治の見舞いに行った松島は、倫子との会話を聞いてしまったことを話す。動揺する家治は、その話は聞かなかったことにしてくれと松島に頼み込み…。
一方、倫子のもとに松平定信(宮舘涼太)から贈り物が届く。中にはいつものように文が隠されていた。だが、その文には、驚くべき内容が記されていて――。
視聴率:3.7%(世帯)
これまでで登場した次のロケ地が第10話で使われています。
第10話の新規ロケ地は以下です。
神護寺
家治が市村幸治郎と会ったシーンの前に映った階段は、京都府京都市右京区にある高雄山神護寺です。家治は桜田真太郎ではなく家重の子。田沼にずっとだまされていたのでした。
◆基本情報
住所:京都府京都市右京区梅ケ畑高雄町5
最終回(第11話)のロケ地とあらすじ
五十宮倫子(小芝風花)は、松島の局(栗山千明)から徳川家治(亀梨和也)が倒れたことを聞かされる。高熱にうなされる家治の容体を、御匙が必死に診ていた。
松平武元(橋本じゅん)から家治の子細を聞いた松平定信(宮舘涼太)は、ようやく自分たちの出番がきたと笑う。そして、定信は新たな手立てを思いついたと言い…。
そんな折、浅間山が噴火し、江戸にも火山灰が舞い降りた。さながら黒い雪のような火山灰に、お知保(森川葵)らは思わず驚く。暗雲立ち込める幕府、そして倫子も不吉な予兆を感じずにはいられない。
この事態を何とかせねばと考えた家治は、自ら蟄居閉門を命じた田沼意次(安田顕)を呼び寄せ――。
視聴率:5.4%(世帯)
最終話で新しく登場したロケ地はありません。これまでに登場した次のロケ地が使われています。
大奥ロケ地マップ
大奥のロケ地まとめ
特定できたロケ地から、江戸城の構成についてまとめると次のようになります。
- 外観:姫路城
- 門の1つ:大覚寺の明智陣屋
- 渡り廊下:東福寺、清凉寺、光明寺
- 部屋:衡梅院、清凉寺、セット
- 庭:随心院、梅宮大社、鹿王院、清凉寺
江戸の町は東映太秦映画村。
最後に、本ページで紹介したロケ地が使われた他のドラマ・映画作品を以下にまとめておきます(本サイト調べ)。作品名をクリックするとロケ地まとめページに飛びます。
- IP~サイバー捜査班:上賀茂神社
- 遺留捜査(2021):平安神宮、清凉寺
- 遺留捜査(2022):上賀茂神社、大覚寺
- 光る君へ:平安神宮
- ホリデイ~江戸の休日~:大覚寺、東福寺、光明寺、姫路城
- ワカコ酒 Season7:姫路城
- 映画「信長協奏曲」:光明寺
※東映太秦映画村は未記載。
皆さまにとって少しでも役に立つ情報になれば嬉しいです。読んでいただき、ありがとうございました。
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